MacのGrapherを使ってみました
ずっと気になっていたMacの標準アプリのGrapherを軽く使ってみました．
まだ使いこなせてないけど，簡単に方程式のグラフを作るのには良さそうですね．
直感的にはわからなかったが，パラメータを簡単に振れるのは分岐図を扱っている身からするとありがたいですね．
パラメータは，カンマして「c={1,...,3}」とすれば良いみたいです．
Article - Research 研究記事
ローレンツ方程式の同期カオス
ローレンツ方程式の同期現象を試したので，載せておきます．
やり方は，
1. メインシステムとサブシステムとして初期値の違うローレンツ方程式を用意
2. 過渡期後にサブシステムの変数xをメインシステムの変数xに切り替える．
です．
これで，共通の信号（変数x）を入力すると，変数yと変数zが同期していく様子が見れました．
下記が変数yの時系列信号（青がメインシステム，赤がサブシステム）．
※図上の100ステップが変数xを切り替えたタイミング
次が変数zの時系列信号．
研究記事 ぴっくあっぷ
エノン写像の不安定多様体をプロット
よくカオスの本で見ていたエノン写像の不安定多様体をプロットしてみました．
今回はa=1.4,b=0.3のエノン写像を対象にしました．
下記の図はエノン写像のヤコビアンの固有ベクトルを矢印で，不安定多様体を青丸で示しています．
不安定多様体は，固定点から固有ベクトル方向に少しずらした点から逆写像を取ってプロットしています．
心地良い環境音の探索(ハイレゾ音源をPythonで取り込み)
学部１年の学生が，研究として「心地良い環境音の探索」を行いました．
自分で環境音を録ってフーリエ解析を行い，1/fゆらぎを確認しました．
Pythonで単純に音源を取り込むと何かおかしくて調べると，
ハイレゾ音源は取り込み方が違うとのことでした．
ちなみに，音源は「TASCAM リニアPCMレコーダー DR-100MKIII」を使って録りました．